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東京スカイツリー開業以来のリニューアル!10月より学生がデザインしたユニフォーム一新でおもてなし

世の中に数多ある企業や商業・行楽施設。それらの制服もまたたくさん存在しています。

制服が与える印象は様々ですが、企業の特徴などをアピールしたものから、清潔感などの印象を良くするものなど、制服一つで大きく印象が変わってしまうこともあります。そのため、心機一転として制服をリニューアルするのです。

日本の新たな電波塔として建設され、世界一の電波塔としてギネス認定もされたことがある東京スカイツリー。その制服が、10月に新しくリニューアルされることを発表しました。

 

東京スカイツリーが制服リニューアル

東京スカイツリーは2015年の開業以来、初めてとなるスタッフのユニフォームをリニューアルします。

ユニフォームは展望台をはじめ、カウンターやオフィシャルショップなどで働いているスタッフが着用しているもの。東京スカイツリーは日本の中でも有数の観光スポットであり、国内外問わず多くの観光客が訪れる人気スポットです。

現在スタッフが着ている制服は、「ミナ・ ペルホネン」のデザイナーである皆川明さんが手掛けたもので、可愛らしいと人気がありました。

そのユニフォームをリニューアルするキッカケとなったのが、今年開催される予定だった東京オリンピック。「スタッフが誇りとおもてなしの心を胸に、気持ちを新たに国内外のお客さまをお迎え出来るように」と準備を進めていたものの、新型コロナウイルスの感染拡大により開催を延期。

それに合わせ、衣替えの季節に合わせて、2020年10月1日から秋冬デザインの制服の着用をスタートさせると発表しました。

今回の制服リニューアルにあたって、日本初のファッションスクールとして伝統と実績のある文化服装学院の学生を対象にデザインを募集。応募の中から選考を行った結果、東山 恵(ひがしやま めぐみ)さんのデザインに決定し、この制服となったと経緯を説明しています。

東山さんは、

「昔には昔の、現在には現在の魅力があり、東京スカイツリー周辺の情緒ある下町の様子と、東京スカイツリーの先進的な様子を服で表現してみたいと思い、デザインしました。

実際に着用するスタッフの皆さまが、楽しく快適に過ごせるように、ご来場されたお客さまが、視覚的に楽しんでいただけるように、ユニフォームを通して居心地の良い空間づくりができればと願っております。」

とコメントされています。

 

その東山さんがデザインした、気になる新しい制服は以下となります。

●チケットカウンター・誘導案内スタッフ(女性)

●チケットカウンター・誘導案内スタッフ(男性)

男女両方とも空色と桜ピンク色を配色し、優しく親しみやすい印象を与える制服となっています。また女性の服装は特に着物を意識し現代風に落とし込んだ作りとなっている特徴的な制服です。

チケットカウンターや誘導員はスカイツリーの中でも必ずお客様と触れ合うスタッフと言っても過言ではないため、清潔感や優しさを重視した制服と言えますね。

 

●インフォメーションスタッフ

ジャケットは着物のように緩やかな衿のラインを表現するため、丸く緩やかにカーブするショールカラーに。また、ジャケットとスカートはそれぞれ着物の合わせのような右前のデザインとなっている点も特徴です。

 

●Fast Skytree Ticket Counter(外国人のお客さま対応カウンター)スタッフ

落ち着いた色合いで引き締まったデザインとなっており、スカートも折り紙をイメージしたプリーツ入りのアシンメトリーなデザインになっています。どこか未来的な印象を与えてくれる制服ですね。

 

●THE SKYTREE SHOP(東京スカイツリーオフィシャルショップ)スタッフ

ショップに並べられた商品が引き立つように、藍色を使用した落ち着いたデザイン。シャツの裾はシルエットや動きやすさを考え、後ろの方が長くなっているのが特徴となっていて、シンプルなシルエットの中に麻の葉文様を取り入れ、モダンな雰囲気に仕上げた制服となっています。

これらの制服は、日本の魅力の再認識という部分を意識し、「古き良き日本」と「新しい日本」両方のイメージを伝統的な色や柄を用いて表現しています。生地や柄には東京スカイツリーのように三角形が組み合わさって作られる、日本古来の柄である「麻の葉文様」を使っていて、着物を意識したデザインにも注目です。

またスタッフの制服リニューアルに合わせ、マスコットキャラである「ソラカラちゃん」も新たな装いとなります。

新しいデザインのユニフォームに合わせて、麻の葉文様があしらわれています。ソラカラちゃんらしい水色や黄色のカラーを活用した、華やかなコスチュームとなっていて、10月1日からグリーティングなどで着用すると発表しています。

 

今回の制服では、女性がスカートとパンツどちらも選べるようになっているほか、ジャケット着用や半袖と長袖をスタッフが選択出来るようにしたり、環境への配慮を行うためにエネルギーの削減やリサイクルを行うこと等も合わせて公表しており、サスティナブルやジェンダー等に配慮した規定も作られたそう。

新型コロナウイルスの影響は計り知れないものの、訪れた方やスタッフへの配慮を忘れない、”おもてなし”の心は流石と言えます。

制服のリニューアルだけでなく、東京スカイツリーの展望台や各エントランス、4階出発ロビーもリニューアルするとのこと。

各階にはゲートビジョンを配置し、4階出発ロビーでは色鮮やかな照明演出で期待感を煽ってくれるそう。

 

新型コロナウイルスが落ち着いたら、ぜひとも訪れてみたいですね。

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この記事を書いた人
TORSO JACK編集部です。 人ではなく、人が創り出す「モノ」や「コト」にフォーカスする事を方針として発信しています。
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