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風が強いとアスリートも大変!風とスポーツの面白意外な関係

春は風の強い日が多すぎる!

皆さんこんにちは、月曜スポーツ色々連載担当・ミスターマンデーです。

今日も今日とて、まぁ風の強いこと!筆者は地元の駅までのチャリ通で、割と泣かされております。漕いでも漕いでも進まない!

この時期の南寄りの強い風は古来より、春の訪れを告げる便りの様に考えられていた様ですね。「春一番」と言った方が皆さん耳慣れているんじゃないでしょうか。ちなみに「春一番」という言葉は割と新しい言葉で、全国的に使われる様になったのは戦後以降だったりします。

それでは風とスポーツの関係について触れていきましょう!

風の影響が出やすい競技

さて、本題の風とスポーツとの関係です。分かりやすく影響が出るのは球技でしょう。使用するボールは小さく軽いものが多く、風向きや強さで軌道や飛距離に影響が出ます。また、屋外ではプレーがままならない競技も多々あります。筆者の経験上、青空卓球などは魔球が飛び出してしまうので狼狽します。

前述の影響はゴルフや野球に特に顕著ですね。先日、強風の中で行われた”明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフ”に出場した渋野日向子選手は強風の影響でスコアが伸びず「なかなか風とお友達になれなかった。」とのコメントを残しています。また、野球では海沿いの球場ではフライなどの守備が困難な状況で試合の中断や中止に繋がる事もあります。

球技ではありませんが、クレー射撃やアーチェリーも屋外の射出系競技であるためもろに影響を受けます。

追い風・向かい風以上に横風が結果を左右する?

続いてはロードレース・モータースポーツといった競技。前者はマラソン、自転車競技に代表される競技。後者はF1やラリー、バイクレースも含みます。これらの競技で顕著な風の影響は非常に分かりやすいですね、冒頭にも書いた様な向かい風や追い風です。また、空気抵抗もその一つです。

空気抵抗とは、走行する物体は常に空気による抵抗を受けており、高速になるに連れ急激に抵抗も高まり、速度は頭打ちになるというものです。この影響を避けるのに、あえて競合者の真後ろに位置取り抵抗を緩和する緩和する技術・理論をスリップストリームと呼びます。(厳密には後方の気圧の低下なども関係しています。)

そして、横風。

強い横風はバランスを崩す事に繋がります。最悪転倒も招きかねず、常に踏ん張った様な状態での競技を余儀なくされ、体力の消耗に繋がります。無意識に体幹を使っている為、競技者自身でも気付かない事があったりします。モータースポーツも同じく、出力に影響を与え、エンジンなどの動力装置への負荷を増加させます。

また、風向きがコロコロと変わる場合も同じく消耗を招き、レースの番狂わせの原因となる事もしばしばです。影響の有無が分かりにくいのですが、実は追い風・向かい風よりも大きな影響を与えるファクターだったりします。

マリンスポーツと風の影響

マリンスポーツにおける風は、波に非常に強い影響を与えるため大変重要です。風の強い日は波が高くなりやすく、波浪警報が発令されることもあります。波は風が海面を押すことで発生します。その風が強いほど、発生場所が遠いほど、より高い波になるというメカニズム。サーファーが風を気にするのはこのためでもあります。

ヨット競技では波の状態によっては転覆してのリタイアや、強すぎる風を受けてマストが折れるという事故が起こったりもします。ヨットは”セーリング(帆走)”という、マストのセイル(帆)に風を受けて進む原理で動くので、マストがないと船は進むことが出来ず、流されていくだけとなってしまいます。

帆に風を受けて、と聞くと追い風を受けて進む事と思いますよね?でもそれだと追い風以外の時はプカプカと漂って流れていくしかなくなり、到底目的地には辿り付けません。では動力のない時代の船はみんな運任せだったのか?それとも人力??その疑問を解消するのがセーリングです!

セーリングは風上に向かって進む?

ザックリとしたセーリングの原理は、セイルの表面を流れる風によって揚力を発生させて進む事です。真正面から風を受けると当然押し戻されてしまいます。そこでセイルを風向きに対して斜めにして後ろへ流し、風上に対して斜め方向へ前進。これをジグザグに繰り返して目的地へ向かっていくのが風上へのセーリングです。

流石に風下方向に向かうのに比べると速度は出せませんが、この風上への前進がヨット競技、引いては現代の帆船の醍醐味という訳です。

サラッと風とスポーツの関係を見て参りましたがいかがでしたか?

以上の様にスポーツは自然との戦いでもあります。アスリートが戦うのは競合者だけでなく、より大きなものなんです。正直自然に勝てる気はしませんが、だからこそ挑戦してしまうのかもしれません。目線を少し変えてスポーツを観戦してみると、新たな発見や楽しみが見付けられるのではないでしょうか。

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この記事を書いた人
家事が得意で夢は“主夫”山中です。スポーツ観戦が好きなので活かせられたら良いなぁ、なんて考えております!
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