損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン)は、NPBとパートナー契約を締結し、プロ野球の救援投手を表彰する「損保ジャパン HIKESHI賞(以下、「HIKESHI賞」)」をNPBセ・パ両リーグの第三者表彰として設立。
これを記念し、都内で報道関係者向けの設立発表会を開催しました。
「損保ジャパン × NPB」救援投手を讃える新賞・HIKESHI賞を設立
1888年に日本初の火災保険会社「東京火災保険会社」として創業した損保ジャパンは、唯一当時の警視庁に認可された私設消防団「東京火災消防組」を設立し、自ら「火消し」活動に取り組み地域を守ってきました。
1981年には、プロ野球界で「火消し役」とも呼ばれる救援投手を讃える「ファイアマン賞」を創設し、22年間にわたって救援投手を表彰しており、今回現代のプロ野球にふさわしい形へアップデートされた「HIKESHI賞」を、2026年レギュラーシーズンより設立することとなったと説明しました。
発表会には、損害保険ジャパン株式会社 代表取締役社長の石川耕治さんが登壇。

「火の車のようなピンチでマウンドに上がり、その時に投手が背負う心理的重圧、そして無失点で切り抜けた時に彼らがもたらす安心感の価値を、私たちは可視化し、称えたいと考えました。」
と、HIKESHI賞設立に対する想いを強調。

評価の独自指標について、登板時のランナーや自身がアウトにした数、許した得点などから算出すると簡単に紹介した石川代表は、
「過酷な場面を支える救援投手のプロフェッショナリズムは、正に私たち損保ジャパンが目指す社会的使命と深く重なるものだと考えています。絶体絶命のピンチを安心に変える。その挑戦を、私たちはこれからも全力で応援してまいります。」
と語りました。
続けて、NPBの中村勝彦事務局長と、セントラル・リーグ運営部 杵渕和秀部長から、今回の独自指標についての詳しい説明を実施。

対象となる選手は、レギュラーシーズン中の救援投手で、独自指標「HIKESHIポイント」の通算成績が最もよかったセ・パ各1名が選出。
選ばれた選手には、賞金100万円が贈られます。

評価基準となる「HIKESHIポイント」の算出方法については、救援投手が登板した際に背負っているランナーの状況、アウトの数などが加点対象。
アウト1つで1ポイント、登板時にランナーが1塁にいれば1ポイント、2塁で2ポイント、3塁で3ポイント、つまり満塁の状態では合計6ポイントとなります。
逆に、自分がランナーを出してしまったり、得点を許してしまうと「出塁数×2ポイント」「失点数×4ポイント」がそれぞれ減点に。

計算例は上記の通り。登板時にピンチであればあるほどHIKESHIポイントが加算される仕組みとなっています。
五十嵐亮太・磯山さやかが「ピンチを救うための備え」をテーマにトークセッションを実施
発表会後半には、ゲストとして元プロ野球選手で野球解説者の五十嵐亮太さん、タレントの磯山さやかさんが登壇。
石川代表と3人でトークセッションを行いました。

五十嵐さんはHIKESHI賞の設立について、

「僕が現役時代の時は、セーブ数・ホールド数という数字がメインで評価されていたのですが、ランナーがいる場面で中継ぎ投手が出ていく場面っていうのは、本当に試合の流れを決めると言っても過言ではない(重要な)シチュエーションなので、そこにスポットライトを当ててもらえたということが嬉しい。」
と話し、今後は中継ぎやクローザーのモチベーションもかなり上がっていくだろうとコメント。
現役時代、火消しをした際のファンの声援などは、普通に抑えた時とは違う喜びがあったと当時を振り返りました。
初めてプロ野球選手へのインタビューを行ったのが五十嵐さんだったと語った磯山さんは、

「(五十嵐さんは)野球選手らしくないカッコ良さみたいなものもあって、本当に女性ファンも多かったです。(石井弘寿さんとのリリーフコンビ)ロケットボーイズでも、2人が出てくれば安心だって感じで、頼もしかったです。球界のキムタク。」
と五十嵐さんの現役時代の印象をコメントし、五十嵐さんに即座に「嘘くさい(笑)半分くらい嘘なんじゃ…」とツッコミを入れられる軽快なやり取りをし、会場を笑わせていました。
「野球選手としてピンチを乗り越えるために一番大切なこと」について五十嵐さんは「事前の備え」とフリップで回答。

「野球選手は、抑えている時や結果が良い時は安定しています。ただ、それがずっと続くかというと、なかなかそうはいかない。なので、良い時に次は相手がどういった対策をとってくるのかを予測しながら、自分が先手を取るということも大事だし、年齢を重ねるにつれて身体の状態も変わってくるので、そこで自分がどんなピッチャーに変わっていかなければいけないのか、というところも備えなければいけません。その時間も含めて自分が変化していくことを大切にしていました。」
と、自身の経験を元に、事前に備えることの大切さについて語りました。
一方で「自身の生活で意識していること」を聞かれた磯山さんは「もしもの意識」と回答。

「五十嵐さんの回答と似ていますが、体調管理だったり、防災グッズの準備などは普段から意識して準備しています。日頃から常に、もしもの時にしっかり備えておくというのが余裕を持つためにも大切なんだなと思います。私は結構『もしもの状況』を考える人なので、新幹線や飛行機に乗っている時などに、何かあった時どこの窓から脱出するとか、シートのどこに何があるか、などを常に考えています。」
と語ると、五十嵐さんも「当時から警戒心が強い方だなと思っていました」とコメント。

プロ野球選手へ「気をつけないといけない」という勝手なイメージがあったためだと弁明した磯山さんに「良くないイメージじゃないですか!(笑)」とツッコみを入れ、会場からも笑いが起きました。
石川代表はトークセッションの内容を受け、

「お二人のおっしゃる通りで、事前に備えるというのが保険会社のミッションですし、損保ジャパンでも大切にしています。火消しの価値も損保ジャパンの価値も、やはり備えの価値という部分にあると思うので、救援投手が五十嵐さんで良かったと言われるように、損保ジャパンで良かったと言われるような、そんな準備をたゆまなくしていくことが我々の使命だと思っています。」
と語り、イベントを締めくくりました。
HIKESHI賞特設サイト:http://sompo-japan.co.jp/company/initiatives/hikeshi_award/









