創業から64年にわたり、埼玉県を中心に冠婚葬祭互助会事業を主軸としているアルファクラブ武蔵野株式会社は、2024年9月より提供している、次世代へと弔いの文化を受け継いでいくことを目的とした「メタバース霊園」について、2026年2月より大幅なアップデートを実施することを発表。
これに先駆け、オンライン上で報道関係者向けのメディア体験会を開催しました。
メタバース霊園「風の霊」2つの新エリア拡充
メタバース霊園「風の霊」は、メタバース空間にある霊園にパソコンやスマートフォンを介してアクセスし、自身のアバターを使って故人の供養に参列することができるサービス。


登録すると付与されるマイルームには、故人の思い出の写真や動画を飾ることができ、弔問客同士でのチャットや音声会話も可能。


ライフスタイルの変化によって、現在葬儀は小規模化の傾向にあり、通夜・告別式を行わない直葬(火葬式)の増加によって「葬儀に参列することが叶わない」「お墓参りに行けない」という方も増えてきているそう。
そんな方でもメタバース霊園「風の霊」であれば、いつでも・どこからでも供養に参列することができ、特に遠方に住む方・高齢者・入院中など身体的に参列が難しい方にも適したサービスとなっています。

同サービスを展開する、アルファクラブ武蔵野株式会社 代表取締役社長の和田浩明氏が登壇と、同社取締役を務める小川誠氏が登壇。
小川氏はアルファクラブ武蔵野が展開するサービスなどを紹介した後、今回お披露目となる2つの新エリアの説明を行いました。

実際の葬儀と連動したイベントスペース「風ノ間」
「1つ目は実葬儀との連動を可能にしたイベントスペース『風ノ間』です。日本庭園をイメージした空間から本殿へと進むと、イベントスペースへ入室することができます。家族葬の増加や、物理的・身体的な理由により参列が難しいケースが増える中、現地に足を運ぶことができない方でも、メタバース空間上から供養に参加することが可能となります。」


イベントスペース「風ノ間」では、2つのウインドウでリアルタイムの葬儀の様子を流しながら、メタバース空間上で葬儀に参列することができます。
中央に設けられた祭壇の前では、メタバース空間上で焼香をあげることが可能となっているほか、祭壇横のスペースでは献花を行うことができ、献花台の花が増えていくなど、実際の葬儀に近い体験を提供。

こちらはアルファクラブ武蔵野の葬儀サービスを利用する方に向けて個別で案内を行うほか、将来的には「風の霊」のマイルーム機能を使用し、誰でも予約利用することができるよう環境を整備していくとのこと。
さらに、葬儀以外の利用も検討していくと説明しました。
4つのエリアで構成された「霊園スペース」
もう1つの新エリア「霊園スペース」は、中央にそびえる大樹を象徴的に配置し、その周囲に4つの趣の異なるエリアを展開。

「利用者は好みのエリアからNFT化された区画を選択購入することで、専用の墓石を設置することが可能となっており、メタバース空間上でのお墓参りができます。」
と小川氏は説明。
区画の入り口に設置された看板では、購入ページに遷移するアイコンが表示され、その場での購入ができるそう。

区画を購入した方にはスタンダードタイプの墓石が付与され、区画に墓石を設置することで、メタバース上に自分だけのお墓を持つことができます。
また、お墓参りに訪れた方が墓石に近づくと、お供え物購入ページに遷移するアイコンが表示され、NFT化された供物を購入でき、これを購入することで足跡が残り、お墓参りに訪れたことを知らせられるそう。
区画は現実世界の土地と同様、将来的に価値が変動する可能性があるそうで、将来的に利用者の判断で保有・活用・転売することも可能とのこと。

「デジタルでありながら、自分たちのお墓を持つという感覚を大切にし、将来的な継承や活用も視野に入れています。」
と、小川氏は説明しています。
区画の購入費用については、最初期は10万円程度を予定しているそうですが、価格が変動した場合、個人間の売買もマーケットプレイス上で可能になるそう。
この手数料や、NFT献花や供物などを軸に展開していくと小川氏は語りました。
時代を経るごとにライフスタイルが大きく様変わりし、お葬式・お墓参りなどの形も大きく変化しています。
メタバースを使った新しい供養の形を実現する「風の霊」の新エリアオープンは、2月下旬頃を予定しているそう。
興味がある方は、公式サイトなどをご参照ください。
メタバース霊園「風の霊」:https://kazenorei.jp/
※画像は開発中のものとなり、正式サービス時とは異なる場合があります。









