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旭化成ホームズが新商品『余白の在る家』を発表!トークゲストの堀井美香と『余白』を語る

旭化成ホームズ株式会社は、50周年記念商品として『RATIUS|RD 余白の在る家』を5月31日より発売開始することを発表した。

『RATIUS|RD 余白の在る家』は、2022年に発売した、2階建て邸宅専用躯体RATIUSシリーズの第四弾。

さらに、旭化成ホームズは4月1日付で創立したLONGLIFE総合研究所内に、アラウンド50代をテーマとした『ミドルライフ研究会』を立ち上げており、その活動の一環として「50研」をスタート。

人生100年時代の中間点であるアラウンド50をテーマとし、豊かな50代以降の人生を目指して研究を行っている。

本日は新商品『RATIUS|RD 余白の在る家』と『50研』での調査の合同発表イベントが開催され、ゲストにはアナウンサー・ラジオパーソナリティとして活躍されている堀井美香さんが登壇した。

 

『余白の在る家』&『50研』の調査発表イベント開催

旭化成ホームズ 取締役専務執行役員 請負事業担当 マーケティング本部長の大和久裕二さんの挨拶から本発表会はスタート。

創業当時から『変わらぬ住まいへの想い。今日も、10年後も、100年後も、そこにくらす人たちが、笑顔であるように。』

このような想いから、1972年に「ヘーベルハウス」は誕生。

「ALL for LONGLIFE」を掲げ、人生100年時代にいつまでも、安心して豊かなくらしが続くように、ヘーベルハウスは建物にとどまる方の「命」「くらし」「人生」の”LONGLIFE”の実現を目指す。

そして、人生100年時代をより良く生きるために「アラウンド50代」に着目。

人生100年時代においては、 50歳はちょうど人生後半のスタートであり、折り返し点となると説明。

年代別で見ると、45歳から54歳の人口は多く、さらに40代・50代の住宅購入検討者は年々増加している。

そんなアラウンド50代の”住まい、くらし、人生”がより豊かなものになるように、この世代の研究やヘーベルハウスが追求した新商品の発売を行なっていくと発表した。

 

50代のくらしに関する調査を発表

続いて、旭化成ホームズLONGLIFE総合研究所 所長 河合慎一郎さんからLONGLIFE総合研究所での調査結果を報告。

二世帯住宅、共働き家族、シニアライフなどがLONGLIFE総合研究所の研究テーマとして行われているとのこと。

そして、LONGLIFE総合研究所内に新しい研究会として「ミドルライフ研究会」を立ち上げましたと説明。

人生100年時代と言われている今、その真ん中の世代となる50歳前後をミドル世代と位置付け、LONGLIFE実現のために「ミドルライフ研究会」ではこの世代のくらしを研究していく。

また「人生を見直す機会が重要か」という質問に対し、ミドル世代の77%が「とてもそう思う」「そう思う」と回答。

一方で「見直すような機会はあったか」については「機会が十分でない」「作れていない」との回答が67%という結果となった。

そして、人生を見直すきっかけにまつわる質問として「住まいを見直したいですか?」という問いに対しては、65%と3分の2の方が「住まいを見直したい」と考えていることが明らかに。

30代の方が家を考えるというところは一般的に想像がつくものの、 人生の後半になって「改めて住まいを見直したい」と考えている方も多くいるという調査結果となった。

さらに「大切にしたいこと」の調査では、

「自分に必要なものを見極めたい」
「自分のために時間を作りたい」
「家の中をすっきりさせたい」

という『余白』を大切にしたいという回答が多数寄せられていたようだ。

その中でも趣味・余暇活動を充実したいというのは、男女関わらず4割強の方が大切にしたいと考えており、細かく分類した結果、自分への投資として男性は資産などお金にまつわる回答が多く、女性は健康的な食生活などの体への投資に重点を置いていることも分かった。

「人生の見直しで困ってること」に対しては、

「何をすればいいのかわからない」
「自分に合った情報が見つけにくい」
「相談できる相手が身近にいない」

という回答も多く、人生の見直しには「情報の整理や頼りになる存在」が必要であることも明らかとなっている。

これらの結果をもとに、アラウンド50の方々に向けた情報サイト『くらしのインサイト』を立ち上げたいと説明した。

 

シェルウォールがつくりだす”3つの間”『余白の在る家』

マーケティング本部 営業推進部長 市川靖道さんからは新商品の『余白の在る家』についての説明を実施。

『余白の在る家』は2階建ての「RATIUS|RD」シリーズの第4弾。

アラウンド50における”新しいくらしの提案”という商品コンセプトをもとに開発された住宅だ。

キーワードは「この壁が居心地を変える」。

ヘーベルハウスの特長である壁をキーコンセプトを持ってきた”新しいくらしの提案”。

こちらはベッドルームの設計。

窓の先に壁があり、ある一定の部分を遮りながら気持ちの良い空をきちんと切り取っていくことで、賢く閉じて自然と繋がることをコンセプトとしているそうだ。

多くの購入者に好評である全館空調も備え、普通は通り過ぎるだけの場所である廊下も温熱環境が良いことで「家中に居心地のいい場所を創りたい」という商品コンセプトも実現させている。

『余白』とは「心に余白を担保する」「建築によって生まれる空間」「自然をきちんと取り入れる」という構成をしていると説明した。

核家族化が進んで家が小型化していくことで、リビングはテレビを見るだけの場所、ダイニングは食事をするための場所、寝室は寝るだけの場所、廊下は通り過ぎるだけの場所というように空間が要件定義され過ぎていることに着眼点を置いたのだとか。

今は情報化社会により、息をつく時間がないといった『余白』を創るくらしが難しくなっていると説明。

昔の住まいは大家族で、家族団らんの時間や、空間でも縁側であったりと自然を感じてきた日本人のくらしがあった。

『余白の在る家』はそこをヒントに発想が生まれているそう。

その上で一人の時間、家族の時間を分けていくことに関しても利用者のニーズに寄り添ってアップデートし、居場所を理解するというところにも着目をしている。

こちらはプロトモデルの紹介。

面積は46坪で、中型サイズを想定。

そして最後の要素が「シェルウォール」だ。シェルウォールとはまさに貝殻の「シェル」に発想を得ており、外に閉じることもあってシェルターとして役を果たすという意味も持っている。

このシェルウォールにより、閉じられた空間を3つ設計。

「縁の間」はシェルウォールと屋根で閉じられた中間領域。心地の良い屋外の居場所となるとともに、リビングの一部としても認識できるため、生活空間を広がる。

「光(こう)の間」は、玄関ホールに階段と吹き抜けを配置。光や空を室内に取り込むことで、通過するだけの廊下や玄関が居場所となるよう設計。

「青の間」は、寝室などに設けた大開口の外側にシェルウォールで囲われた空間を設け、そこに背の高い植栽を組み合わせた。

日本建築の良さをヘーベルハウスらしく商品に落とし込むことで、「縁の間」「光の間」「青の間」の3つの要素を住宅の中に取り入れて構成をさせている。

「RATIUS|RD 余白の在る家」は、2024年5月31日に発売開始。6月1日には横浜市港南区の港南台展示場がグランドオープンされる予定だ。

 

堀井美香とのトークセッション開催

トークセッションにて堀井さんは、

「50代は家族と仕事に関して、色々なことで本当に頑張ってきた世代だと思います。なので、一旦ここで自分を振り返るっていう時間は、とてもいいタイミングであり節目だと思います。」

と振り返り、

「50代は体力もあり、これから先も希望を持てる時間があるので、ここでもう1度何かを考えたりすることは、すごくいい時間だなと思います。私も挑戦したいなと思っています。」

と、意気込みも話す。

50代という時期の心の変化については、

「40代は子育てと会社で管理職を担当していたり、人に迷惑をかけない、まずは周りのためにというところで一生懸命前だけを向いて進んでいて、1日24時間あっても足りないんじゃないかという生活をしてきました」

と話すが、

「今は一旦色々落ち着いて、50代でちょっと心の余裕が出てきた時に、周りを見渡す余裕や自分を振り返る余裕が出てきたなと思います。」

生活に『余白』の部分をつくりだせているそう。

「30代〜40代は誰かのためというところが少し多いところで、50代では自分自身を見直すタイミングっていうことがよくわかりました。そのタイミングで住まいを住み替えること、リフォームすることなど、環境を見直すきっかけとして、家のこと、住まいのことを考えるっていうのが見えてくる年代だと感じております。」

と、河合さんも堀井さんに賛同した。

二人の子どもが一人暮らしを始め、巣立っていったと話す堀井さんは、家に生まれた『余白』についての構想を考えているという。

「余白のスペースがあるっていうのは夢でもありますね。その空間をどうしようかって、構想する夫との時間も楽しいなと思ったりしてます。私はピアノを母から受け継いでいて、その『余白』のところに移動したりとか、自分の趣味を置いたりしてみたいですね。」

とコメント。そして最後に、堀井さんはこれからの輝かしい未来について、

「50代の今、新しくチャレンジすること、人生を見直すということは とても最高の時期であり時間だなと思っております。私も周りに遠慮することなく、どんどん自分がしたいように軽やかにやっていきたいなと思っています。」

と語ってくれた。

 

『余白』を創り、人生を振り返り、住まいを変えたりなど、新たなことチャレンジする。

素敵な50代になれるように『余白』を創りながら一生懸命頑張ろうと思える時間となったイベントとなった。

本商品やアラウンド50についてさらに興味が出たという方は、旭化成ホームズのHPなどで確認してみてほしい。

旭化成ホームズ:https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/index.html/

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