1969年、ロンドンの北東部サフォークで創業した英国のファクトリーブランド「Lavenham(ラベンハム)」は、キルティングとクラフトマンシップの専門知識を活かし、2015年にロンドンで自身の名を冠したレーベルをスタートしたファッションデザイナーのNicholas Daley(ニコラス・デイリー)氏をパートナーに迎えた3回目のコラボレーションを発表しました。
「Nicholas Daley × Lavenham」コラボコレクション登場
エリザベス女王に仕える女官Mrs.Elliot(ミセス・エリオット)氏が発送した、女王が乗る馬用のブランケットにキルティング素材の採用するということから誕生したブランドのラベンハム。
そのラベンハムが、2015年にロンドンで自身の名を冠したレーベルを立ち上げたニコラス・デイリーとのコラボアイテムを発売することを発表しました。
「Forgotten Fury-忘れられた怒り-」がテーマとなった今回のコラボレーションは、1970年代の映画やサウンドトラックに見られる、ブラックカルチャーとマーシャルアーツ(武術)の出会いに影響を受けた、2種のジレ・ジャケット・ハット・スカーフがニコラス・デイリーの2021年秋冬コレクションの一部として発表されています。
今回のルックでは、格闘技の技術を受け継いだテコンドーの英国チャンピオンのルタロ・ムハンマド氏とクリスチャン・マクニッシュ氏をモデルに起用し、ブラックカルチャーとマーシャルアーツが交わる点を探るコレクションとなっています。
今回のコラボコレクションのインスピレーション源は、黒人の政治活動の広がりを背景にした1970年代のブラックムービー革命なのだとか。
アクションドラマでお決まりの「型」が完成したブラックムービー(黒人映画)は、ハイテンションな戦闘シーンにシャープな衣装など、魅力的な要素を融合して映画の成功パターンを築き上げたましたが、その黒人のヒーローが初めてスクリーンに登場したこの時代は、武術を操るヒーローに憧れた多くの人が武術に興味を持ったポイントでもあります。
今回のコラボレーションでは、サフォーク州にあるラベンハムの工場で生産される品質とクラフトマンシップへの信頼に共鳴したニコラス・デイリーのクリエイティブな視点で、日本の伝統的なキルティング技術である刺し子と古代中国のシルク製品に見られる幾何学模様を融合。
伝統的なスコットランドのHalley Stevenson’s(ハリー・スティーブンソン)社製のドライワックスコットンと保温性と通気性を備えたテクニカルな風合いのあるハイブリットなナイロンを使用している、テクスチャ-・フォルム・機能性・実用性・耐久性など、全てにこだわったスペシャルなアイテムとなっています。
アイテム詳細
●ZIP THROUGH VEST
価格:97,900円
●MANDARIN GILET
価格:90,200
●SASHIKO JACKET
価格:121,000円
●SCARF
価格:31,900円
●BUCKET HAT
価格:31,900円
ラベンハムとニコラス・デイリーのコラボコレクションは、キルティング技術とマーシャルアーツが出会った特別なコレクションとなっています。
気になる方は、ラベンハムのオフィシャルウェブストアにて販売を行なっているので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
ラベンハムオフィシャルウェブストア:
https://www.lavenham.jp/