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池田屋「2025年入学のお子様向けランドセル展示会」すぐ満席になる人気の理由やランドセルの機能性をご紹介!

株式会社池田屋は、2025年入学の子ども向けランドセル展示会を、2024年2月に開催した東京都よりスタートし、2024年6月30日まで全国44都道府県で開催中。

この度、3月に愛知県・名古屋市で開催された「2025年入学のお子様向けランドセル展示会」にお邪魔し、取材させて頂きました。

 

池田屋「2025年入学のお子様向けランドセル展示会」開催

小学生時代に、誰もがお世話になったランドセル。

年代が違えばファッションのトレンドが違うように、ランドセルも時代を経る毎にトレンドが変化しています。

昨今のランドセルはとてもカラフルになっており、20〜30年前は男の子は黒、女の子は赤がほとんどだったものが今では色の指定もなく、パステルカラーやアースカラーといったバリエーションの他にも、縁のラインでカラーが違ったりワンポイントがあしらってあったりと、本当に多様なランドセルが登場しています。

そんなランドセルの展示会を全国で開催しているのが、鞄・皮革製品の製造・販売を行っている池田屋。1950年に創業し、静岡県静岡市に本拠を置く池田屋は、これまで厳選した素材を使用した高品質な鞄等の革製品を展開しており、その中でもランドセルは高い人気を誇っているシリーズ。

名古屋・ウインクあいちで開催された池田屋のランドセル展示会では、熱心に子どもたちのランドセルを吟味する親子連れで賑わっていました。

 

展示会は満員御礼!ランドセル選びに熱心な家族連れが集結

今回伺ったのは、池田屋が名古屋で開催した展示会。

かなり広めの会場だったのですが、中には子どもと一緒に訪れた家族連れがずらり。

テーブルの上には池田屋のランドセルが置かれ、各々でランドセルを吟味したり、子どもに背負わせて背負い心地を確認しています。

中にはランドセルを背負った子どもの写真・動画を入念に撮影している方々など、訪れていた方全員が真剣な目でランドセルを吟味。

スタッフの方々が懇切丁寧にランドセルの機能を説明している様子も、会場内の至る所で見られました。

「この色いいんじゃない?」「あっちの色がいい!」「これ背負ってみて!!」という声があちらこちらから聞こえてきます。必ずしも親と子どもの好みが一緒というわけでもないようで、子どもが「こっちがいい!」と伝えた色に合わせてあげている様子も。

いつの時代も、子どものおねだりには親は勝てないようです。

 

「キャンセル待ちが何十人も…。」

池田屋の代表取締役社長を務める長岡和久氏にお話を伺ったところ、各回15分ずつ時間を区分けし、それぞれの枠で13〜15組程の方が今回の展示会では訪れているのだとか。

実際に取材中にも、続々と会場に家族連れの方々が来場していました。

「ありがたいことに、ほぼ枠が増やせない満員状態となっていまして、そこにキャンセル待ちの方々が何十人もそれぞれの枠にいらっしゃる状況です。キャンセルも当日となると中々出ませんので、今回来場出来なかった方々には次回以降の展示会もご案内しています。中には静岡県の浜松市に池田屋浜松店があるのですが、そちらにも名古屋から多くの方がいらっしゃって頂けますね。」

と長岡氏は説明。

東京をはじめ、神奈川・静岡(静岡市、浜松市)・大阪・福岡に合計6店舗の直営店を構えているものの、名古屋には直営店は出店していないそう。はるばる名古屋から浜松店まで足を運んでくれる方もいらっしゃるというのは驚きです。

それだけ多くの方が熱心なランドセル選びですが、実は今回は2025年度モデルの展示会で、訪れていた方々はその年に入学する方々ではなく、来年2025年に入学する子どもの親たちが殆ど。つまり、まだ1年以上期間がある中でランドセル選びにきているのだそう。

長岡氏によると、ランドセルは15〜20年程前までは入学する年の1月〜3月、つまり入学式直前に選んで購入することが殆どで、クリスマス商戦が終わった辺りからランドセルの陳列を開始する商業施設も珍しくなかったとのこと。

かくいう筆者も、これには衝撃を受けました。私は祖父母から入学直前にランドセルを贈ってもらったことを覚えていたため、ランドセルは入学直前に選ぶ・買うのが当たり前だと思っていたからです。

近年では入学前年となる1月頃からゴールデンウィーク前後までがピークとなるそうで、幼稚園の年中にあたる年齢の子どもたちの親たちが、この時期にランドセルを吟味するのだそう。

 

池田屋のランドセルの強いこだわり

「私たちは、ランドセルに関しては“子ども思い”というのを1番のコンセプトとしています。子どもにとって良いものであるべき。全てその視点で商品を開発しています。」

と話してくれた長岡氏。

池田屋のランドセルは余計なパーツや装飾を徹底排除し、基本的な型は全て同じもので展開して、そこに池田屋の全ての技術を取り入れているそう。

自社開発したオリジナルの素材等のほか「金具が当たって痛い」という子どもたちからの声をはじめとする、現場・顧客からの意見を積極的に採用することで、より良い製品作りに邁進しているのだとか。

上記画像はその池田屋のこだわり部分の一部。他メーカーのランドセルにはない、独自の技術や素材をおしげもなく使用しています。

また、モデルを統一し、素材と色合いのみで商品を選べるようにしている点も注目すべきところ。

「たくさん種類があると、逆に選びにくいんですよ。“値段の違いはなんだろう”、“あの色好きだけど、この機能があっちにない”っていう風になることも多いんです。池田屋は型だけでなく、防水コーディングまで同じものを使っており、後は色と重さなどの“好みで選んでください”というだけなので、とても選びやすいと思います。」

とコメント。

素材は全部で3種類。合計91種類あるランドセルの中で、同じ色でも素材によって見え方が違うため、重くなってしまっても色合いによっては牛革を選ぶ方も多いそう。

そして極め付けは「6年間、どんな理由でも壊れていたら無償修理」してくれる点も、池田屋のファンが多い理由でしょう。

「子どもが使っているものなので、親御さんたちの目が届かないところで破損させてしまうことが殆どですから。」と理由を語ってくれた長岡氏と池田屋は、どこまでもランドセルとそれを購入する顧客、そして子どもたちへの真摯さに溢れていました。

訪れてくれた方にランドセルの機能を丁寧に伝えるため、展示会のスタッフも18〜19人くらいで、長岡氏と会長が率いる2チームで全国を回っているそう。

そんな「子ども思い」を掲げる池田屋のランドセル展示会は、来場予約制となっています。参加したいという方は、池田屋の展示会情報ページから申し込みをしてみてはいかがでしょうか。

展示会情報:https://www.pikachan.com/exhibition/
池田屋のランドセル:https://www.pikachan.com/

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