スマートシューズ「ORPHE(オルフェ)」シリーズを開発する株式会社no new folk studioは、ランナーを進化させる「ORPHE TRACK(オルフェ トラック)」の専用センサー「ORPHE CORE 2.0」と対応シューズ「SHIBUYA 2.0」をセットにしたセンサーキットを発売することを発表しました。
そもそもスマートシューズとは一体どのようなものなのか、ORPHEの機能を使うことでランナーにどういったメリットがあるのでしょうか。
「スマートシューズ ORPHE TRACK」がランナーに与えるメリット
「ORPHE CORE(オルフェ コア)」はスマートシューズORPHE TRACK対応のセンサーデバイス。最新版の「ORPHE CORE 2.0」は前バージョンORPHE CORE 1.1と比較して約50%の小型化・30g(両足あたり)の軽量化を実現し、快適な着用感を実現したことを発表。
「ORPHE TRACK(オルフェ トラック)」の専用センサー「ORPHE CORE 2.0」と対応シューズ「SHIBUYA 2.0」をセットにしたセンサーキットを発売することも告知しました。
では、このスマートシューズがランナーに与えるメリットとはどのようなものなのでしょうか。
そもそもスマートシューズとは、ランナーが日頃悩む「自分は正しいランニングフォームをしているのか?」「疲れにくい走り方はどういうものなのか?」という疑問を解決すべく開発されたもの。
シューズに搭載されたセンサーがランニングフォームを監視・分析し、専用アプリにて音声でコーチングを行うだけでなく、ストライドやプロネーションといったランニング指標を解析してフォームの課題や改善点をアドバイスするといったものとなっています。
つまり、ただ闇雲に走っていたこれまでのランニングに、センサーや専用アプリを通して”より良い走り方”をアドバイスしてくれるということ。
例えば足の着地角度によって色が変わって発光するシステムにより、正しく足を運んでいるのかをチェックします。
また、左右のバランスもチェックすることで、より走りやすく疲れにくい走り方をアドバイスしてくれることによって、自分では分からなかった些細な荷重の偏りなどもチェックし、指摘してくれます。
このように、これまで自分の走り方や改善点を絞り出すには大掛かりな計測設備が必要でした。
スマートシューズ「ORPHE TRACK」は、こういった設備なしには実現出来なかった詳細なフォーム分析を、シューズ1つで実現してくれる、まさにランナーの救世主と言っても過言ではないアイテムなのです。
以下、最新センサー「ORPHE CORE 2.0」と対応シューズ「SHIBUYA 2.0」のセット詳細となります。
●ORPHE CORE 2.0
サイズ:29×45×14mm
重量:20g(片足あたり)
通信:Bluetooth LE
センサー:6軸モーションセンサー
連続稼働時間:約7時間
対応OS:iOS, Android
●SHIBUYA 2.0
サイズ:24.0〜28.0cm(1cm刻み)
重量:335g
●最新版センサー「ORPHE CORE 2.0」と専用シューズ「SHIBUYA 2.0」のセット
価格:29,800円(税別)
販売店舗:ORPHE公式ストア(https://shop.orphe.shoes/)
未来を意識してデザインされたコンパクトな筐体は、ブラックを基調とした本体に半透明素材を切り替えた側面のLED発光部を組み合わせ、質感をアップデート。
防水性能も向上しIPX7に準拠したことで、多少の雨天でも気にせずに使用出来るなど、よりランニングに適したデバイスへと進化しています。
またORPHE CORE 2.0は、2020年にアシックスから発表された「EVORIDE ORPHE」でも採用されており、スマートシューズの知名度や人気はどんどん高まってきています。
利用ユーザーからのデータを集めてフィードバック・アップデートを繰り返してきたORPHE TRACKは、ランナーの走りを進化させるウェアラブルデバイスです。
「もっとより良い走り方をしたい」と少しでも考えたり悩んだことがある方は、ぜひスマートシューズを使ってみてはいかがでしょうか。
ORPHE TRACK公式ページ:https://orphe.shoes/track/