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マテリアルブランド「HiKEI(ハイケイ)」自社農園で初の無農薬コットン栽培に成功

Tシャツ等幅広い服に使用されているコットン(綿)。

株式会社フリップザミントの運営するマテリアルブランド「HiKEI(ハイケイ)」は、2020年5月より自社農園にて無農薬でのコットン栽培をスタートし、2020年10月に初のコットンボールの収穫に成功したことを発表しました。

 

マテリアルブランド「HiKEI」コットンの国内自社栽培に成功

HiKEI(ハイケイ)は、株式会社フリップザミントの運営するマテリアルブランド。

モノの裏側に隠れている生産背景に触れるキッカケを提供し、新たな価値を発見し提供するため、原料にフォーカスしたアパレル製品の開発・販売を行なっているブランドです。

そのHiKEIにて、服の原料のひとつであるコットンの栽培を2020年5月に自社農園にて開始し、同年10月に無事収穫を終えたことを発表しました。

コットンは現在日本国内での自給率がほぼ0%と言われており、現在アパレル製品で使用されているものはほとんどが海外で栽培されたものを使用しています。

服の背景を伝えていく際に原料であるコットンについても学びたいと思っていたが、国内自給率が0%に等しい状態では生産現場を見れる環境が少なかったため、自社の畑にて種からのコットン栽培に至ったと説明。

あくまでも原料調達が目的ではなく、「生産の裏側や工程を知り、それを体験するため」に栽培したのだそう。

シーアイランドコットン(海島綿)の同種の種、アップランドコットンの種、計2種類の種から綿花を農薬や化学肥料を使用せずに栽培を行なったとのこと。

シーアイランドコットンは繊維の長さが極めて長く、昔より「絹のような光沢、カシミアのような肌触り」と形容され、英国王室も愛した「コットンの王様」と言われてるコットン。

厳格な基準に基づき、カリブ海、西インド諸島の限られた島から産出されたコットンのみをシーアイランドコットンとしているため、HiKEIの農園から採れたコットンはシーアイランドコットンではありませんが、その同種を栽培していたそうです。

もう1つの品種であるアップランドコットンは世界の綿花生産の約90%を占めると言われているコットン。

アップランドコットンの繊維の長さは中間の長さで原産はメキシコで、アメリカ、オーストラリア、中国、インドなどで現在生産されているものだそう。


※こちらはアップランドコットン

 

農園でのコットン栽培については、上記で説明した「生産の裏側や工程を実際に体験する」というものの他に、アパレルブランドの方や販売員の方、洋服が好きな方などアパレルに関わるすべての方が服の「生産現場」を見たいと感じた際に、気軽に訪問できる場所を提供するといった目的があるそう。

今後は衣料の染料である藍や、香りの原料であるハーブ等も栽培も検討しているそう。

今年の収穫は終了しているものの、見学等の相談は随時受け付けているそうなので、「コットン畑を実際に見てみたい」「生産現場を直接見たい」という方は、連絡してみてはいかがでしょうか。

●HiKEI 公式オンラインストア
https://hikei.life/

●株式会社フリップザミント
代表者:久川 誠太朗
所在地:福岡県福岡市中央区大名1丁目3-41プリオ大名ビル2F
会社URL:https://flipthemint.com

 

服の素材の1つとして広く使われているコットン。綿畑を見ることが出来る場所は日本では少ないため、貴重な体験が出来ることでしょう。

気になる方はぜひ問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。

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TORSO_JACK編集部
この記事を書いた人
TORSO JACK編集部です。 人ではなく、人が創り出す「モノ」や「コト」にフォーカスする事を方針として発信しています。
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