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燃やしながら革ジャンを染める異色の技法「バーニングダイ」STRUMがメッセージムービーで誕生秘話を公開

株式会社ジーナインジーのブランド「STRUM(ストラム)」が、燃やしながら革ジャンを染める技法「バーニングダイ」の誕生秘話や、実際に革ジャンを燃やしている様子を収めたメッセージムービーを、YouTubeチャンネル「STRUM-CH」にて発表しました。

 

STRUMとは

「STRUM(ストラム)」は2013-2014の秋冬コレクションでのデビュー以来、革ジャンを中心としたラインナップで多くのファンを魅了し続けている、東京を拠点としたブランド。

兼ねてから音楽や映画に造詣が深いデザイナーの桑原和生氏によって生み出されるアイテムは、音や映像を感じさせ、着る者の世界観を引き出します。

その中でも、異彩を放つ「革ジャンを燃やしながら染める」という技法「バーニングダイ」について、デザイナー本人が語るメッセージムービーを、2022年5月20日にYouTubeチャンネル「STRUM-CH」にて発表しました。

 

革ジャンを”燃やしながら染める”技法「バーニングダイ」

「バーニングダイ」は、革を下地のまま製品にし、燃やしながら製品染めをしていくという特殊な技法。

着色時の染料に高濃度のアルコールを混ぜ、染色と同時に着火、燃やして焦げ痕や煤を革ジャンに定着させるという仕組みとなっています。

ただ燃やすだけでは革は死んでしまい、硬化して着れる状態ではなくなってしまう為、職人と何度も試行錯誤した後、ようやく実現したとのこと。

「バーニングダイ」は、着る人の着方で、表情が大きく変わるのが特徴。

あまり陽に当たらず、よく脱ぎ着する人は、手の脂によって色が濃く深くなっていき、バイクに乗っていたりとよく陽にあたる人は、下地の茶色がプルアップして出てきたり、着方によって全く違う、独特の深みとムラ感が生まれるアイテムを作ってくれる技法です。

楽しみながら、自分だけの1着を育てるのが、「バーニングダイ」の醍醐味と言えるだろうと説明しています。

燃やしながら染めることで生まれる独特の染めムラと煤のような跡。そして加工では出せない、着続けていくことで世界に自分だけの1着が出来上がるのが、バーニングダイの特徴。

1着1着が手作業となるため、価格も決して安いものではありません。

しかし、燃えるという究極の経験をしたことで、自分だけの1着として長年共に成長してく相棒・パートナーのような1着となって欲しいという想いと、それを体現した妥協のない作りは、着てみたくなる魅力に溢れていると言えるでしょう。

 

アイテム詳細

●フルタンニン鞣し ジャパンカーフスキン BURNING DYED – 製品燃焼染め ダブルライダースジャケット – GUNBLUE

通常価格:214,500円
モデル:JOEY、HI-FLYERなど

 

燃焼させるという究極の経験をさせながら染めるという、非常に異色な方法で出来上がった「バーニングダイ」シリーズ。

カラーバリエーションは豊富なものの、人気で欠品しているカラーもある程指示を集めています。

気になる方はぜひ動画を見たり、公式サイトでアイテムをチェックしてみてはいかがでしょうか。

公式サイト:https://strum.jp/

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