ファッション&カルチャーなど流行を発信するメディア

ライフスタイル

クリーマが青森ねぶた祭の和紙を活用したアップサイクルプロジェクト始動!オリジナル作品24点が初公開&発売開始

日本最大のハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」を運営する株式会社クリーマは、“日本の祭×Creemaアップサイクルプロジェクト”の第1弾として「青森ねぶた祭」とコラボレーション。

廃棄される“ねぶた”の和紙を活用した新たなものづくりに取り組む、「青森ねぶた祭×Creema アップサイクルプロジェクト」を開催。Creemaの特設サイト限定で展示・販売をスタートしたことを記念し、都内で記者発表会を開催しました。

 

「青森ねぶた祭×Creema」ねぶたの和紙を再利用したアップサイクル作品24点が登場

東北3大祭の1つとして数えられる「青森ねぶた祭」は、1980年に国の重要無形民俗文化財に指定されたお祭り。

毎年8月2日〜7日の期間、勇壮な大型ねぶた20数台が、ねぶた囃子の音色に合わせた踊り手の跳人(はねと)の乱舞とともに青森市内を練り歩く夏の風物詩として、毎年200万人を超える人出で賑わっています。

一方「Creema」は2010年にサービスを開始し、約27万人のクリエイターが登録して1,600万点以上のオリジナル作品が出品されている、日本国内・アジア最大級のハンドメイドマーケットプレイス。

これまでにも様々なものづくりを通じた社会課題の解決や、地域共創に取り組んできたクリーマは、2023年7月の「青森ねぶた祭」とのコラボを皮切りとして、日本各地で親しまれる伝統的な祭で生じる廃材を、クリエイターが確かな技術と創造力で日常的に使うことの出来るアイテムとしてアップサイクルする「日本の祭×Creema アップサイクルプロジェクト」を始動。

今回クリーマは第1弾として、青森ねぶた祭で廃棄される“ねぶた”の和紙を活用した作品アイデアの中から24点が商品化されました。

 

翌日には廃棄されてしまうねぶたの和紙を再活用!

本プロジェクトの記者発表会が都内で開催され、青森県の西秀記市長と株式会社クリーマの丸林耕太郎代表取締役が登壇。

丸林さんは今回のコラボについて説明した後、

「知られていないケースが多いと思いますが、青森ねぶた祭では大量の廃棄物が出ています。とても格好良いねぶたに使用されている和紙をアップサイクルし、100人を超えるCreemaのクリエイターから出たアイデアの中から24作品が完成致しました。」

と説明。

ねぶたの和紙から熱量やバイブスのようなものが伝わると話す丸林さんは、

「課題解決方プロジェクトはどれも凄く意義があるものだと思いますが、我々がクリーマとして(本施策を)、やるならばどれだけ情報を発信して届けられるかが重要だと思っています。今後継続出来るかは未定となっていますが、どういったご反応やお喜び頂けたのかなどは今後考えていきたいと思っております。」

とコメントされました。

ねぶた祭とのコラボの後は「高知・よさこい祭り」「秋田竿燈まつり」での実施が決定しており、その後についても検討していくとのこと。

青森ねぶた祭は「和紙」、高知・よさこい祭りは「鳴子」、秋田竿燈まつりは「提灯」をアップサイクルした作品が登場予定となっています。

また、西市長は

「ねぶたは構想から完成までほぼ1年掛けて丹念に作られるもの。今年も23台が出陣しておりますが、入賞した数台はミュージアムである“ねぶたの家ワ・ラッセ”で1年展示致しますが、それ以外の20台弱(の中で、引き取られないねぶた)はお祭り翌日に解体されてしまう。その取り壊される直前のねぶたから、今回は和紙を取ってクリエイターの皆さんに提供致しました。」

と説明。

本プロジェクトは廃材をアップサイクルすることで「ねぶたの新たな価値の創造」に繋がり、非常に素晴らしい事業となったとコメントしました。

完成した作品はCreema限定でオンライン販売を開始。

さらに特設サイトやブログ記事・SNS等での紹介を通じて広く発信していくほか、青森のアンテナショップ「AoMoLink(アオモリンク)赤坂」、2024年の「青森ねぶた祭」の運航ルートである青森市役所の本庁舎等、そして日本最大級・クリエイターの祭典「ハンドメイドインジャパンフェス(東京ビッグサイト)」でも展示予定となっています。

 

作品紹介(一部抜粋)

●ねぶた和紙と豆乳パックのバッグ

価格:8,000円
URL:https://www.creema.jp/item/16618866/detail

豆乳パックと青森ねぶたの和紙、そして緩衝材のプチプチをアップサイクルしたバッグ。

内側から光を入れるとよりねぶたの美しさを感じることができ、インテリアとしても楽しめます。

 

●スマホケース「ねぶたの息吹」

価格:6,600円
URL:https://www.creema.jp/item/16647407/detail

色とりどりの青森ねぶたの和紙を、日本の伝統技法「金継ぎ」を連想させるデザインで繋ぎ合わせたスマートフォンケース。

 

●和紙猫のランプ

価格:29,800円
URL:https://www.creema.jp/item/16623195/detail

土佐和紙で作られた猫のランプにねぶたの和紙を羽織のように組み合わせた作品。

とても魅力的な柄のねぶたの和紙をカットし、モザイク柄の羽織りのデザインとなっています。

 

クリーマが日本のお祭りとコラボしたアップサイクルプロジェクトの第1弾となる青森ねぶた祭とのコラボ。今後は「高知・よさこい祭り」「秋田竿燈まつり」でも実施予定となっています。

ねぶたの和紙を活用した24作品は、西市長も絶賛される程の作品が揃っています。Creema限定で販売中となっているので、ぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

特設サイト:https://www.creema.jp/event/aomori-nebuta

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事

TORSO JACK編集部です。 人ではなく、人が創り出す「モノ」や「コト」にフォーカスする事を方針として発信しています。

  1. and STでファミリー層向けのライフスタイルブランド「FOUND GOOD」販売開始

  2. 「ファミリーマート」正月にがっつり食べたいニーズに応えた宮﨑牛のすき焼き肉・ずわい蟹セットのおせちなどが絶賛予約受付中

  3. 「Orla Kiely」新宿高島屋でポップアップショップを期間限定オープン

RELATED

PAGE TOP