日本航空株式会社(JAL)は、企業広告として公式YouTubeに「上京編」・「帰省編」と題した2本のWEB動画を10月より公開中。孫と祖母との心暖まる動画は、シンプルながらも家族と逢いたいと思わされる動画となっています。
現在公開中のこのWEB動画が、全米感涙協会の“涙活”動画として認定されたことを発表しました。
日本航空の「逢いたい」に寄り沿うWEB動画
日本航空は10月に企業広告としてとある動画を公開しました。それが、日本航空の飛行機が飛んでいる映像に、お母さんと一緒に祖母に電話を掛けた孫との通話が流れるという内容。
昨今の情勢下でなかなか会えない祖母を思い遣り、孫の声を聞かせてあげたいと電話をかける母親。子どもの耳元で囁き祖母との会話を サポートするが、会話もままならない女の子がなんとも愛おしく、人々の心をグッと掴む作品となっています。
上京編と帰省編の2つの動画が公開されており、どちらもおばあちゃんに逢いたいと話す子供の声に、涙腺が刺激されてしまいます。
日本航空は、この動画を作った経緯として昨今の情勢で大切な人と過ごす時間や想い出、二度とは訪れない感動体験を奪われてしまったこと、そしてなによりも旅の自由を失ってしまったことがきっかけだったとコメント。
新たに1歩を踏み出せるようになった現状を見て、「逢いたい」という気持ちに寄り添いたいという想いから製作を行ったと説明しています。
そしてこの日本航空が製作した動画が、全米感涙協会から”涙活”動画として認定されたことが発表されました。
全米感涙協会が涙活動画に認定
全米感涙協会は、意識的に泣くことでストレスを解消させてくれる活動である「涙活(るいかつ)」を統括する団体。
名称に全米とはついているものの、アメリカに本部があったり発祥であるわけではありません。その由来は「全米が泣いた」というお馴染みのキャッチコピーから取られたそうで、さらに涙活を広めたいという想いを合わせて全米感涙協会と名付けたそうです。
基本的には感涙する施策やコンテンツを認定し紹介するという活動を行っており、公式WEBサイトでは多数の感涙コンテンツや書籍、イベントなどの情報を発信しています。
全米感涙協会:https://www.ruikatsu.com/
今回、その全米感涙協会に日本航空のWEB動画が正式に涙活動画として認定されました。認定理由について、全米感涙協会の会長である寺井広樹氏は
「コロナ禍で家族との面会も思うようにならない日々が続く中で、何気ない電話越しの家族のやり取りが胸に沁みます。
お子さんがお母さんのサポートを受けながら、自分の言葉で祖母に気持ちを伝えるところにもグッときました。思いを翼に大切な人に会いに行きたくなる感涙動画です。」
とコメントされていました。
少し舌足らずで上手く話せない女の子をサポートするお母さんの言葉に合わせ、必死におばあちゃんに思いを伝える内容が、本当に涙を誘う日本航空のWEB動画となっています。
歳を重ねたり家族を持つ方ほど涙腺が刺激されることは間違いありません。涙活をしたい方はぜひ日本航空の動画をチェックしてみてください。
昨今の情勢も多少落ち着きを見せ、旅をする方も徐々に増えてきています。連休や長期休暇を使って、久しぶりに家族に逢いに行きませんか。