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「“ここから税金取れば大丈夫”は危険な考え!」自由主義研究所のたばこ増税に反対する署名活動で2万人以上が賛同

年々上がるたばこの値段。実はたばこ税が防衛費予算確保のため2024年に増税されることが予定されており、愛煙家にとっては物価や電気料金の値上げも含めてさらに財布に厳しい状況となっていきそうです。

日本に自由主義(クラシカルリベラリズム、リバタリアニズム)を広げることを目的に活動をしている民間のシンクタンク「自由主義研究所」は、2024年度に予定されているたばこ増税について、経済的な視点から説明を行うメディア向け説明会を開催しました。

 

自由主義研究所が懸念!たばこ増税に反対する活動や理由について説明する記者発表会開催

 

自由主義研究所とは

自由主義研究所は、本来の自由主義である「クラシカルリベラリズム(classical liberalism、古典的自由主義)」を広げたいという思いから2023年1月に立ち上げた民間シンクタンク。

所長を務めるのは経済学者の蔵研也さん。

岐阜聖徳学園大学で経済情報学部の准教授等を務めていましたが、2022年に退職され現在はフリーの経済学者として活動され、現在は自由主義研究所の所長を務めています。

クラシカルリベラリズムとは「個人が強制されることは出来るだけ少ないほうが良い」という価値観。政府は増税や規制によって個人の自由を制限してきており、政府に国民の自由を制限させないためには「国民が政府を制限する=政府を小さくする」必要があるという主張(小さな政府)のもとで活動を行っています。

 

たばこ増税に反対する署名活動は2万人を超える署名が集まる

蔵研也さんはイベントはじめに、ウクライナ問題から始まった台湾危機を想定した「防衛費確保」に伴う増税を痛烈に批判しました。

防衛費の財源確保のためという名目で、唐突に増税が予定されているたばこ税。

具体的には2024年から加熱式たばこが1本3円増税となる内容が検討されており、他に法人税・所得税を合わせた3つを増税し、これを主軸に予算を確保する方針。

しかし、あまりにも唐突かつ脈略無く決定されたたばこ増税に、蔵研也さんは危機感を感じているそう。

「たばこ税の総額は現在2兆円。喫煙者は既にこの額の税金を支払っていて、これは国家予算の実に3%にもなっています。ここからさらに、あまりにも簡単に喫煙者に負担を強いている。こういった政府の場当たり主義な増税によって、活動の自由・財産権の自由を簡単に侵害しているのです。」

と話してくれました。

上述の通り愛煙家は既に約2兆円の税を負担しており、たばこのみが嗜好品として今後より重く課税される根拠が無く、さらに健康面等での技術革新が期待されている加熱式たばこのみを増税対象とする増税案には合理性が無いと解説。

「防衛費増額を加熱式たばこの消費者に極めて偏った形で負担させる理由も見出せません。また、平時の防衛費を安易に増税に頼ることは、一国の経済力をいたずらに毀損することにも繋がります。」

と説明しました。

 

たばこ増税反対の署名活動には非喫煙者からも多数が賛同

自由主義研究所では現在たばこ増税に反対する署名活動を行っており、その署名総数は5月18日時点で2万2,000人以上にも及んでいます。

この活動に賛同した方の中でたばこを吸っていない「非喫煙者」の割合もかなり多いと見られるようで、蔵研也さんによると「半数程は非喫煙者なのではないか」とのこと。

たばこ税の増税に関係していない「非喫煙者」が賛同していることに疑問を持つ方もいるかもしれませんが、その考え方に蔵研也さんは警鐘を鳴らしています。

「私自身はたばこは吸いません。実際にたばこを吸っている割合は世代によって異なるものの、平均して男性は27%・女性は7%程度と喫煙者はマイノリティです。
“少数派だからここから搾り取っても文句ないでしょ!”と考える方もいるかもしれませんが、望ましくないマイノリティってどこにでもいますよね。その人たちが今後対象になる可能性もあるのです。」

と、今後たばこ以外へ課税・増税や規制の対象となってしまいかねない恐れがあると話します。

「僕らは“それが嫌いだから!”“健康に悪いから!”ってやっていくと、どこまでも(規制や値上がり等が)進んでしまう。私は昔バイクに乗ってましたけど、バイクって非常に危険な乗り物ですよね。他にも冬の登山とかも危険ですし、死亡率も高くて遭難した時の救助費用は何千万円にもなることもある。それもやめさせるべきなんじゃないですか?ということになる。」

と続けて説明。「望ましくない」というラベリングをするとどこまでもいってしまう危険があるのです。

先進国では肥満問題が深刻化してきており、これに対して「砂糖税(ソーダ税)」を導入している国が増えていることをご存知でしょうか。

アメリカ・イギリス・フランス・デンマークといった欧米諸国がこぞって導入しているほか、実は日本でも砂糖税の導入について提案がされたこともあり、私たちにとっても対岸の火事ではありません。

「嗜好品や趣味は不要」「自分は関係ないから」という意見をし続けていると、いつか自分にも影響が及んでしまう可能性があることを懸念し、自由主義研究所は根拠の無いたばこ増税に反対する署名活動を実施。

「たばこ増税が通れば、同じように反対の声をあげにくいものにも増税されるのではと心配な為です。」
「酒やスマホにと、取りやすいところで続くと想定しています。」
「安易な増税政策への反対という意味で協力します。」

と今回の署名活動の賛同者からもコメントが多数寄せられていました。

 

根拠や正当性の無い、場当たり的な増税だという理由から始まった自由主義研究所によるたばこ増税に対する署名活動。2万人を超える方が賛同し、現在も署名する方は増えています。

この署名活動や自由主義研究所について興味を持たれた方は、特設ページ等からご確認ください。

自由主義研究所:https://note.com/jfujimaru
たばこ増税に反対する署名活動ページ:https://www.change.org/p/%E5%8A%A0%E7%86%B1%E5%BC%8F%E3%81%9F%E3%81%B0%E3%81%93%E3%81%AE%E5%A2%97%E7%A8%8E%E3%81%AB%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E7%BD%B2%E5%90%8D%E8%AB%8B%E9%A1%98

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