人間と同じく、実は犬や猫が亡くなる原因の1位はがんと言われています。しかし、これまで手軽に検査を行うことは難しいという課題がありました。
株式会社HIROTSUバイオサイエンスはこの度、利用者数が累計50万人を突破した線虫がん検査「N-NOSE(エヌノーズ)」の技術を応用した愛猫用がん検査「N-NOSE ねこちゃん」の開発に成功。10月11日より専用サイトをオープンしたことを発表しました。
猫のがんを早期発見！「N-NOSE ねこちゃん」専用サイトがオープン
HIROTSUバイオサイエンスとは
HIROTSUバイオサイエンスは、生物の能力を活かした独自の検査技術の研究開発と実用化を通じて「人々の健康と未来の安心を守ること」を目指し、2016年に設立。
人生100年時代とも言われ健康寿命の延伸が重要視される一方で「2人に1人ががんに罹患する」とも言われています。
こうした社会的課題の解決に、人工機器にもかなわない嗅覚に優れた線虫の力を活用した「生物診断」という画期的な技術をもって貢献。
また、2023年6月、WHO FoundationおよびベンチャーキャピタルのOurCrowdの提携により設立され、世界の健康問題の解消にむけたインパクト創出支援を目的とするインパクトファンド「Global Health Equity Fund」と、医療体制が整っていない国々への「N-NOSE」の海外展開に関する覚書を締結。
多くの方の健やかな未来のために、生物診断をより身近に、より発展的なものにするために、研究開発と実用化に邁進している企業です。
線虫を活用した猫の早期がん診断サービス「N-NOSE ねこちゃん」
犬・猫共に亡くなる要因の1位は「がん」という調査結果が出ているものの、手軽に受けられるがん検診はこれまで無かったそう。
飼い主の大切な家族である「犬や猫の健康を守りたい」という想いから、N-NOSEの技術を応用した検査の開発に取り組んできたのだとか。
約5年に及ぶ協力機関との共同研究を経て、HIROTSUバイオサイエンスは2023年5月に犬用のがん検診サービス「N-NOSE わんちゃん」を提供を開始。
同時に愛猫用についても開発を進めてきたものの、猫は犬と比較して採尿が難しいことが課題だったと説明。
愛猫家や動物病院の獣医師・看護師等に採尿方法に関するヒアリングを重ね、この度猫の飼い主が手軽に利用することが出来る「N-NOSE ねこちゃん」のサービスを提供出来る運びとなったことが発表されました。
「N-NOSEねこちゃん」は、猫に多く見つかる乳腺がん・リンパ腫をはじめとするがん種のリスクを“尿を提出するだけ”という簡単な方法で調べることが出来るがん検診サービス。
万が一リスク高と判定された場合には、獣医師による次のステップや提携動物病院を案内するなど、がんの早期発見に繋がる一連のプロセスをサポートするアフターサービスを無料で利用することも可能となっているそう。
「N-NOSE ねこちゃん」は全国52の動物病院と提携。自宅で採尿した尿の提出のほか、採尿が不安な方は病院でも受検受付が可能となっています。提携病院は準備ができ次第、公式サイトにて案内予定となっているそうなので、今後の続報を待ちましょう。
料金は定期検査1回あたり16,800円。年1〜3回から選択可能となっていますが、犬・猫の加齢速度は人間のおよそ4倍とも言われています。
それを考慮すると、人間が検診を受ける頻度よりも頻度を高めた方が良いでしょう。
また、運用開始に先立って2023年11月13日までを事前予約期間とし、期間中に申込みをした方には通常価格より5,000円お得な特別価格で提供するそう。
ぜひ事前申し込みを行い、愛猫のがんリスクを調べてみてください。
サービス概要
●N-NOSE ねこちゃん
先行予約期間：2023年10月11日〜11月13日予定
検査キット発送：2023年11月14日から順次発送予定
検査料金：
【予約特別価格】
・定期検査 1回あたり11,800円(税込) ※年1回、年2回、年3回から選択可能
・お試し1回検査 14,800円(税込)
※事前予約申込期間後は通常価格でのご提供となります
【通常価格】
・定期検査 1回あたり16,800円(税込)
・お試し1回検査19,800円(税込)
人間と同じく、がんが愛猫を亡くす最大の要因だったものの、猫は痛みや苦しみを自ら訴えることが出来ません。人間のおよそ4倍の早さで年をとっていくため、病気の進行も著しく早いことから、早期発見が何よりも重要となります。
愛猫家の方々は、ぜひ猫のがんのリスク判定サービス「N-NOSE ねこちゃん」を利用してみてはいかがでしょうか。
公式サイト：https://lp.n-nose.com/cat/
