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日本唯一の極上本枯節専門のかつお節問屋「タイコウ」が掛けるこだわりと想い

日本の料理、つまり和食に絶対に欠かせない存在が「出汁(だし)」です。この出汁があることで、料理に深みが生まれて旨味が増し、味わい深い日本料理が出来上がったと言っても過言ではありません。

出汁にはいくつかあり、こんぶやしいたけといったバリエーションがありますが、ポピュラーな出汁であるかつお節を使った出汁は日本人のみならず、いまや世界中の方が和食で愛用しています。

日本でも世界でもメジャーな出汁に使われるかつお節の中でも、近海の一本釣りで且つ漁獲後17時間以内に水揚げされたカツオを使用した極上の本枯節を専門に扱う日本で唯一の問屋である有限会社タイコウは、強いこだわりを持って日夜商品を展開しています。

その有限会社タイコウが一般消費者、特に赤ちゃんを育てる忙しい子育て中の人へ、美味しい出汁に手軽に親しんで欲しいと「いつものだし粉」を開発、販売しています。

 

かつお節問屋タイコウのこだわり

有限会社タイコウは、日本唯一のかつお節問屋。鹿児島県枕崎のかつお節職人「稲葉泰三」氏と、目利き見習い兼営業の「大塚麻衣子」氏の二人三脚で、昔ながらの製法を貫いてかつお節を選別・商品化して届けています。

タイコウは、稲葉美二氏が昭和39年に創業した鰹節問屋の稲葉商店が前身。2代目となる稲葉泰三氏は「出汁の目利き」「かつお節の目利き」として、先代の上物問屋としての「姿売りのかつお節卸」を引き継ぎ、削り加工を創め販売先を広めてきたのだとか。

今では現存する日本で唯一の極上の本枯節を専門に扱うかつお節問屋とのこと。

そのこだわりは強く、近海で一本釣り(漁業でメジャーな網を使わず、針と糸で釣る手法)され、さらに漁獲後17時間以内に水揚げされたカツオのみを使用。

そうして作られたかつお節を、日干(にっかん)と熟成の工程を持って完成させているのだとか。

この日干という工程を経なくても商品として販売出来るため、同業者からは「日干はしなくても商品になるのに、なぜそのような手間を掛けるのか」と言われたことがあるのだそう。

しかし、この日干をするとしないとでは大きな違いが出るそうで、稲葉泰三氏の「最終的に美味しいかつお節を届けたい」という想いから、最も良い状態まで熟成させることにこだわり抜いているのだとか。

 

現在は社長で目利きとしても活動される稲葉泰三氏と、元料理人でかつお節と目利きの世界に惹き込まれ、稲葉氏の元で働くことになった、目利き見習い兼営業の大塚麻衣子氏の二人三脚。

元料理人の経験を生かし、料理人へのかつお節販路を次々に開拓しました。これは、大塚氏の料理の知識や経験を合わせた、料理人が求める出汁に叶うかつお節を想定したことで大好評となったことが要因と語っています。

こういったユーザーに沿った商品提供は好評で、現在の情勢下でも飲食店の顧客が増えているそうです。

 

子育てで忙しい親御さんに使って欲しい「いつものだし粉」

タイコウでは家庭で料理をする人に向けた商品も開発しており、美味しくて手軽にだしに親しんで欲しいという思いから「いつものだし粉」は開発されたと説明しています。

この「いつものだし粉」は顆粒出汁のようにサッと使える粉末タイプで、振り入れるだけで使用することが出来ます。

その手軽さと素材を丸ごと使用している栄養価の高さから、入れて煮るだけでの本格的な美味しさ、一袋で味噌汁約40杯になるお得さと、子育て中の女性から好評を得ています。

かつお節・昆布・いりこの3つが入っているので、これ1つで出汁が完成する商品となっています。

 

商品詳細

●いつものだし粉

内容量:20g(味噌汁約40杯分)
原材料:
鰹節(鹿児島県製造)
片口鰯の煮干し(香川県製造)
真昆布(北海道産)
賞味期限300日開封後は冷蔵庫で保管の上、1か月以内が目安

使用目安:
お味噌汁2杯に小さじ1/2杯 炊き込みご飯3合に小さじ1杯。煮ものや、出汁巻き玉子やカレーうどん、めんつゆ、たまごかけご飯といった定番のものから、パスタや洋風のポタージュなどにも幅広く使用出来る商品です。

オンラインショップ:
https://taikoban.shop-pro.jp/?pid=152573441

 

効率やスピード、安さや量産が叫ばれ、タイコウの姿勢が批判されることもあったのだとか。そんな中でも品質にこだわり抜いた、かつお節問屋タイコウ。職人の目利きと情熱が伝わってくるように感じます。

日本食には絶対に欠かせない出汁は、日本に留まらず世界中の料理店や家庭で重宝されるかつお節問屋の仕事は、私たちにとっても無くてはならない大切なものであり、長い研鑽の果てに身につけた技術が生きる世界ともいえます。

タイコウの商品が気になる方は、オンラインショップや公式サイト等にてご確認ください。

公式サイト:http://www.taikoban.info/renew/

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